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zoom RSS 『ef - a tale of melodies.』 ♭3 “union”

<<   作成日時 : 2008/10/23 15:31   >>

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 だってしょうがないじゃない、千尋が出てしまったんだもの。(以下、感想)



 前作を本当のおとぎ話にしてしまうのならば、あの音羽駅には誰もいない方が良かったのだろう。千尋という少女の喪失。ただ、今作が前作のラストで明示された蓮治と千尋の関係の結着(新しい始まり)から繋がる以上、誰かに覚えてもらっている千尋という場面をもってくるのは当然といえるだろう。

 何にせよ千尋が再登場して俺も鼻血でそうです(黙れ



あらすじ:朝礼前に雨宮明良に美術部の勧誘を受けていた火村の前に優子が現れた。彼女は雨宮明良の事を“兄さん”と呼んだ。
 雨宮優子。火村が孤児院で出逢い、間もなく別れた少女…再会した彼女は雨宮の姓を名乗っていた。そう、優子は雨宮明良の“妹”として音羽学園にいるのだ。鐘が鳴り、意味深な目礼を兄と交わした後に自分の教室へと戻って行く優子。火村は彼女の上履きがないのに気付き、久瀬や広野凪と共に上履きと優子の身辺を探してゆく。


 いなくなった久瀬を探すミズキ。ミズキが、好きと久瀬に告げたその翌日。教会で火村と会話を交わした久瀬は苦々しげにそれを告白する。彼の決意は変わらなかった。全て消す。先の短い未来に何も残さず……何も響かせないように、決着をつける為にある場所へ向かう。

 無人駅で先輩の新藤景の妹である新藤千尋と再会したミズキは、ぽつぽつと自身の心境を語りだす。久瀬への想い……その深さを感じ取った千尋はミズキに久瀬の現状を告げる。彼に残された時間はあと僅かである、と。

 久瀬はその事実に対して何も云わず、依然と同じように普通に接してくれと周囲に頼んでいた。同情や憐憫などは要らない。死ぬ時は独りで良い、と。彼の精一杯の強がり。
 ミズキは何かを変えようにも変えられない無力さを感じる。
 その晩、麻生宅で物思いにふけるミズキのもとに火村から託った千尋が現れ、久瀬のバイオリンが聞きたければ海岸へ行けと告げられる。

 最後かもしれないから。海岸で久瀬のバイオリンの演奏を離れて聴いていたミズキ。悲しい旋律。演奏を終えた久瀬はバイオリンを足元のケースに収め、それに火を放った。立ち去る久瀬の目に僅かに溜まった涙を見て、ミズキは駆け出す。
 手で鎮めようとしても消えない炎。バイオリンケースを海に蹴り込んで、やっと鎮まった。無謀な行動を諫めようとする久瀬だったが、ミズキの流した涙に阻まれる。ミズキは命のある中で死に絶えてゆく久瀬に消えてほしくないと語り、ただ涙を流し続けた。

 
 優子の上履きは靴箱の上に隠されていた。明らかに悪質な意図によるものだと火村に告げる凪。燻ったまま、放課後火村は優子に上履きを返しに彼女の教室に向かう。そこで見たのは、より直接的な悪意の固まりだった。静かに激昂する火村に、優子は取り合おうとしない。被害を受けているのは優子であるはずなのに。

 歪んだ状況を、さらに歪ませていくように、雨宮優子は微笑む。

画像

 「だって、人間ってそういうものでしょ?」


***********************

前作“ef - a tale of memories.”の最終回ED曲『悠久の翼(eternal feather)(07.mix)』が発売中です。カップリングにある『euphoric field(live.mix)』がいい感じでした。多分前作を見ていた人にとって違和感のない、理想的なmixだと思います。もうTV-sizeで我慢する必要は無いんだぜ!


 と。OPに色がついて、テンションが2倍です。でもまたDVDで見返すと2話までの白黒のOPもまた味があるものなのでしょう。
 今回は千尋が出たので、テンション倍プッシュ。いないだろうなーと思ったんだけど、果たして無人駅には千尋がいました。そうかー、俺はもう2巻からBlu-Ray版の初回限定ver.を買わなきゃいけないのか……。

 今作での千尋の役割は自身の過去に基づいてミズキを導くといったものですかね。あと前作視聴者へのサービスとか。正直千尋が出るだけで俺の中の視聴率は大幅アップですよ。


 火村とミズキの『久瀬に関わろうとするのなら……覚悟しとけよ』というのが深いですね。

 efの世界において誰かに関わろう(関係を持つ)という事は、即ち相手の全てを知り、受け入れる事と同義です。千尋と蓮治然り、久瀬とミズキ然り。

 この言葉はもしかしたら火村の経験則なのではないのでしょうか?今作で展開されている火村と優子の物語を見ているとそう思います。火村は今孤児院の頃の幼なじみといったつながりで、そのコが虐めにあっているという理由だけで優子に関わろうとしていますよね。火村はまだ優子の闇を何も理解していないわけです。

 前作で基本的に火村が第3者の立場を取ってきたのは、この先優子の闇を知ってから何かがあった為だと考えられます。前作との対比を考えると千尋からの一方的な拒絶から更に一歩を踏み出してその手を取った蓮治と違い、火村は逃げてしまったのでしょうか。久瀬とミズキの関係だと、久瀬が千尋ポジションでミズキが蓮治ポジションなんですよね。…だから今一乗り切れないのか(オイ

 しっかし、久瀬さんの余命は僅かだというのにここから大逆転ができるのだろうか…。EDは前回の初出に比べて大分違和感の無くなった感じに。今回の話も2回見ると得心がいきます。OPはこのままどんどん色がついていくのだろうか。でもあのサビの部分とか、白黒だったから出来たようなもんじゃないのか?色着けられるのか?

 様々な思惑と歪みをかかえて話は次回へ。

→第4話「turn」  何かが、変わる?

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【新藤千尋】ef - a tale of melodies. 03. union【感想】
「人間って、そういうものでしょう?」(雨宮優子) 新藤 千尋さん再登場。 ...続きを見る
失われた何か
2008/10/23 21:41

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