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zoom RSS 黒執事U 第十話「零執事」感想

<<   作成日時 : 2010/09/03 07:57   >>

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 主人から目の前に姿を見せるなと言われ、静々とその場を去って零執事に。寄る辺なき執事は、背後につきまとう真っ赤な死神を連れて放浪の旅へ……(以下、話が二転三転して目が回る)




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 今回の見所の一つ、グレルの百面相。どこをとっても可愛く見える不思議。うん、何なんだ俺。





あらすじ:クロードの行った『魂入れの儀式』の影響でアロイスの記憶を混合させられ、いつも傍らにおいてきたセバスチャンこそが自身の仇だと誤解させられたシエル。これにより、クロードの掌中にシエルは収められた。

シエル直々の命令によって目の前に現れる事を禁じられたセバスチャンは、この事態に加担したグレルを伴いアロイスがかつて育った村へと向かう。

既に廃村となったそこにいた女から語られる事実。一方でセバスチャンからシエルを奪ったはずのクロードはいつしか彼から等閑な扱いにされる。シエルはいつしかハンナを重用するようになっていた。

夜が更け、セバスチャンとクロードが今一度対峙する中で、トランシー邸の寝室でシエルはハンナの瞳に囚われていた。

彼女の口腔内にある瞳に。

二人の執事が激戦を繰り広げる最中、少年は蘇る。シエル・ファントムハイヴの躯を借りて。

死んだ筈のアロイス・トランシーが、時計台の上で嬌声をあげていた。


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◆今回のタロット◆

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【愚者/フール】

 ・人生の出発を表す最初のカード
 ・純粋無垢で、好奇心の強い赤ん坊を象徴
 ・すべてにおいての出発点を意味する

 正位置:出発、自由、旅、遊び心、常識にとらわれない
 逆位置:なまけ心、気まぐれ、独りよがり、間違った方向やタイミング、焦ると失敗

 ※引用元:タロットカード(Tarot)の意味


 カード自体の意味を今回の話全体で考えると、ついにシエルを手中に収めた事に対しての歓びを感じるクロードとかBパートで動き出したハンナとかセバスチャン目当てにはしゃぎまわるグレルとか、そういうのを象徴してるのではないでしょうか。

 正位置のクロードについてはシエルゲットの歓びを、逆位置のシエルについてはその魂を手中にするのを間違ってしまうととんでも無い事になるぞ…っていうのを表しているのかと。



■これまでのまとめ

結構話が複雑化してるので、簡単に現状説明を。

・シエルは今、魂を指輪に封じ込められた状態で現世に甦ってきている。その際に色々あって、マダム・レッド事件以降の記憶は思い出せていない。

・アロイス・トランシーがクロードにシエルの魂を奪うように命じ、セバスチャンに指輪を奪われた後にシエルと敵対関係に。過日の舞踏会にて傷を負い、クロードの興味がシエルに向かったことを敏感に察したアロイスはシエルの元へと向かうも、途中でクロードに捕らえられ死亡。魂を指輪に封じられる。

・アロイスの弟・ルカは悪魔と契約しアロイスのいた村の人々を滅ぼした。その代償にルカの魂は奪われる。クロードはルカが契約した相手がセバスチャンであると言い、アロイスの矛先を彼へと向けた。

・グレルがアロイスの魂の回収を見逃したせいでセバスチャンの元へと死神が派遣され、その対応に手間取ってる間にシエルは虚偽の疑いで精神病棟へ。過度の負荷を肉体的にも精神的にもかけた状態で、クロードがシエルにアロイスの記憶を一部定着させる。「両親を殺した復讐相手」と「弟を殺した復讐相手」を混濁させ、シエルにセバスチャンが真の復讐相手であると誘導した。

 で、現状に至るわけなんですけれども…わかりましたか?


■魂入れの儀式

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 前回の種明かし。クロードがシエルに施したのは『魂入れの儀式』だそうです。曰く、一つの肉体に魂を融合させるのではなく記憶を都合の良いように上書きしたという事で。結果、シエルはクロードに「両親を殺したのはセバスチャン」という風に記憶を書き換えられたわけです。

 セバスチャンは、ここまで長い年月を共に過ごし苦難を分かち合ってきたシエルから「お前が復讐相手だったのか」だの「二度と目の前に姿を見せるな」だの言われて辛酸を嘗めていることでしょう。

 グレルによってアロイスの死と、シエルに起きた変化を把握したセバスチャンは彼を巧みに誘惑して或る場所へと向かいます。ナイスポーズ予告、激アツ!


■三馬鹿の自我は

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 クロードの指示でセバスチャンを討ち果たしに現れたトンチンカン。トンプソンその他2名と略されるあたり切ない役回りですが、今回結構見せ場はあったと思います。バラバラになりましたが。

 真ん中のカットとか凄い格好良かったんですけどね。

 しかし…この三つ子を主に使役しているのはクロードですが果して三つ子の主もそうなのでしょうか。思うにハンナの下に三つ子がいて、それをクロードがハンナを従えるのに併せて三つ子を使役してきたのではないでしょうか。

 そこら辺は次で説明したいと思います。


■滅んだ村で孤独に生きた女

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 セバスチャンがグレルを連れて訪れた廃村。呪われた村、アラクノヒル。全てが焼き払われたはずの村で、ボロボロになった娼婦が一人生き続けていた。

 女は回想する。村の子供たちに苛められているルカを助けた女は、一人災厄から生き長らえさせるようにルカからお目溢しを貰っていたのだと。戯言だと思っていた悪魔と契約して村を滅ぼすといったルカの言葉は、あの日真実となった。


 今回セバスチャン達と出会う前まではロンドンで出稼ぎしながら、アラクノヒルで過ごしてたんですかね。


 三つ子を捕縛したセバスチャンはグレルのデスサイズを使って、三つ子のシネマティックレコードを引き出します。そこで観たのは三つ子がアラクノヒルを滅ぼす光景。そしてその奥にいるのは…。

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 これ、ハンナですよね?

 ハンナ=アナフェローズですよね?


■死神が魂を奪われそうになるとはコレ如何に

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 謎が謎呼ぶ展開の中、空気を読まずにグレル劇場始めます。

 今回の3分の2を占める勢いではしゃぎまわったグレル。セバスチャンにかかればまぁこういう役回りになりますよね。いやーでも男ながらにセバスチャンの格好良さにキャーキャー言うグレルは凄い良いキャラしてると思うんですよね。

 以前グレルがセバスチャンに寄せる感情はアイドルに寄せるそれとか訊いたような訊かなかったような気がするんですけど、今回のはしゃぎっぷりは正にその通りですよね。いいわーいい有頂天っぷりだわー。

 セバスチャン対三つ子の立ち回りでキャッキャ言ってたグレルの台詞、一部書き出してみました。

「ああ、いい感じにあったまってるーん!その躍動する質感! その残虐な眼差し!その、ズボンの裾からチラリと覗く踝☆あぁ〜ん、ナイスポーズの乱れ撃ち!!」

 こういう台詞回しがもう黒執事では独特となりつつありますよね。ドルイット子爵といい。

 可愛い余りに、上の画像でグレル百面相纏める程。いやーDVDで観たいですわー。


■二人の黒執事、再び激突

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 トランシー邸に正面から直接殴りこみをかけるセバスチャン。クロードに薔薇を投げ返すかと思いきや、それが彼の鳩尾に届いた刹那一気に間合いを詰めてセバスチャンが正拳を突き入れる。

 再び、対峙する二人の黒執事。だが以前とは違い、今度はシエル・ファントムハイヴただ一人の魂を賭けて。互いに互いを利用しあうという誓約は、象徴である黒薔薇が散ることで破棄された。

 クロードの黒薔薇に付いてたのは“ハダニ”ですね。こちらでは『厄介な害虫の一つ・・・、しつこい。高温乾燥期に発生する。ダニと言いつつ、ほんとは蜘蛛の仲間。葉裏でよく見かけ、樹液を吸い葉をボロボロにしてしまう。』といわれています。

 対処法とかは…別に薔薇栽培してる人なんて稀有ですから転載する必要ないですよね?

 「どちらの薔薇も…散りましたね」の台詞は、“舞-HiME”で藤乃静留が言い垂れた「もう…刻限も…近うおすなぁ」を彷彿とさせますね。戦いは避けられないという、その予兆といいますか。

 セバスチャンとクロードが互いにシエル愛を言い合いながら戦う最中、突如シエルの叫び声が響き渡ります。しかしどうも様子がおかしい。あれは、あの言い回しは、今はもういないあの少年のものではないか?


■ハンナの暗躍、黄泉帰るアロイス

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 クロードがセバスチャンと対峙する中で、シエルはハンナと共にトランシー邸の寝室にいた。シエルがハンナにどこか懐かしさを感じる中、ハンナがシエルの視線を彼女の口元に誘い込むと突如その口が大きく拡がった。あり得ないほどに。

 その口腔内にあったのは、かつてシエルにあった筈の瞳…いや。

 あれは、アロイスの眼球だ。

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 アロイスの魂は融合せず、ただ指輪に封じられてシエルがその身に携えていた。クロードがシエルの記憶の上書きに利用した魂を、ハンナはアロイスの瞳をもって蘇らせた。

 主人格をシエルからアロイスへと転換させることで。

 「僕がボクを見ている…」

 いや、シエルの中にいるアロイスがシエルを見ていたのだ。

 「あの目は僕の…!」

 「そう、この瞳は貴方の眼。 ……旦那様


 本編ラストの見所は、主人格がアロイスになったシエルの演技ですね。坂本真綾さんの声がするのに、アロイスがいる気がする。いや、中身はアロイスなんだけど声はシエルなんですよ。ここはアロイス特有の喋り方というかそういうのがきっちり坂本真綾さんで表現出来ているから見せ場になるわけで、ちょっとでも合わないと台無しになるわけです。

 「登ってしまうよぉ?セバスチャン…?」からの豹変っぷりが最高ですね。ああもう、坂本真綾さん最高すぎる。アロイス入ったシエルもイイわぁー。気高さの欠片もないシエルとか期待大だわー!


 ハンナ=アナフェローズの暗躍によって、アロイスは再び現世に立ち戻ることが出来た訳ですがここからどうするんでしょうね。クロードへの意趣返しも難しそうですけど。結局はハンナがシエルと一緒にその魂を喰らう為のお膳立てにされてる気がしないでもない。

 ここまでくると、やっぱりルカと契約したのはハンナでアロイスの願いを全て叶えるのが契約だったんですかね?ハンナのモチーフの悪魔とか、あれば調べてみたいと思います。発表するのは次週ですけどね。


※次回、『岐路(キロ)執事』※

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 シエルの姿形をしたアロイスが次回は大暴れですよ!ハンナを殴る蹴る地に侍らせる!お前それがしたいだけかよ!なんなんだよ一体!

 …にしても、そろそろ記憶が戻って一つの決着がつかないとアバーラインとか劉の話を回収できないと思うんですがどうでしょう?でもきっちり纏めてくれるって信じてますから不安はありません。



 ではでは、今回はこの辺で。また次週。



おまけ:今回の萌えシエル

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 「ウェッとさせるな!」

 歯を磨いてもらう中でクロードが誤って歯ブラシを口の中へ突っ込んだ為にゲホゲホ言う事になったシエルが放った台詞。

 いいですよねー。こういうちょっとした所に子供っぽさが残ってるのって。凄く可愛い。







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