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zoom RSS えびてん 公立海老栖川高校天悶部 第一話「よみがえれ!天悶伝説」感想・解説

<<   作成日時 : 2013/01/14 12:09   >>

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見るなら「えびてん」、苦情はヨソへ!
 昨年放映された「えびてん 公立海老栖川高校天悶部」の感想・解説をぼちぼち進めていきます。全体の構成とかも含めて書いていきたいと思いますので、まっさらな状態で全話視聴したいという人は全話見終わってからご覧下さい(以下、真面目にやります)。


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諸注意事項
・各話で挟み込まれたネタの元ネタについての解説はしません。
 一応分かる範囲で作品名だけは列記しますが、どのシーンがアレコレというのは分かりませんので書きません。
・作品の感想・解説は個人的解釈によるものです。端的に言うと盛ってる場合があります。実際にご視聴された場合の差異については対応出来ません。
・アニメ版のみについて言及しております。原作未読。不可侵領域。



あらすじ:公立海老栖川高校天悶部は廃部の危機に立っていた。不透明な活動内容に加え、一年生もいない現状では存続させられないと、生徒会長の伊勢田(いせだ)結花(ゆか)が圧力をかけたのだ。困った天悶部副部長、大庭(おおば)蓮實(はすみ)だったが、部室に戻った彼女は入部希望の一年生と出会う。早速入部届を書かせようとする副部長であったが、それを拒んだのは天悶部の中心人物、トラブルメーカー戸田山(とだやま)響子(きょうこ)であった。
 その一年生、野矢(のや)一樹(いつき)の入部をありもしない試験で阻もうとする戸田山。挙句の果てに金平糖を模した薬で野矢を昏倒させた彼女に、副部長は拒否する理由を尋ねるが、戸田山は明確な理由を語らず「楽しいから」とだけ答えた。
 斯くして副部長が提案した公平な入部試験(ジャンケン)に合格した野矢は晴れて天悶部の一員となる。部活からの帰路、戸田山以外に歓迎される野矢を遠くから一人の少女が見ていた。

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「オ…オレたちは…オレたちはなんと幸福なんだ…こんなすごいヤツらと…こんなすばらしいヤツらと…同じ時代に生まれ……同じ時代に青春を生きたのだ!!」(車田正美「リングにかけろ」から)
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第一話で使用されたパロの主な元ネタ:聖闘士星矢、リングにかけろ、特装機兵ドルバック(ED曲)


☆全体の構成について

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 アニメ「えびてん」は基本的に戸田山響子に天悶部員たちが振り回される様子を描いている作品だが、全体としては二部構成となっているのが分かる。1〜6話までは大庭副部長と伊勢田生徒会長との和解を、7〜10話までは戸田山家と野矢家の和解を描いている。
 勿論伊勢田とのすったもんだは最終話まで続くし、戸田山姉妹の確執と野矢の問題については7話まで前振りがされている。あくまで全話を俯瞰した時の目安である。

★心に門を設けると書いて「悶」える

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 よく「えびてん」では「煙に巻く」「有耶無耶にする」といった言葉が多用される。登場人物はことごとく自分自身の本心を露わにしようとしない。それは作品内での天悶部員たちの関係がある程度完成されている(掘り下げる必要がない)からでもあるし、個々人の問題は当事者間で解決すべきという空気があるからでもある。
 第一話冒頭で戸田山響子が語った「人と人が出会うことには星の巡りと同じように意味があるはず。星の数ほどいる人たちの中で、ある時代に生まれ、偶然出会って、同じ部活で時を過ごす。きっと、全ては星の導きによって起こるもの」という台詞が、作品全体のテーマにもつながっている。時に不和になってしまう事もあるが、確かに互いを理解しようとする努力があれば和解も出来る。そういう事なのだろう。

☆分かりやすいキャラクター紹介(表記の統一)

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戸田山響子(以下、響子):天悶部の中心人物。天才だけど突拍子もない言動が多いため、誰にも理解されていない。一応、天悶部員にはその言動や性格も含め受け入れられている。
金森羽片(以下、金森):エロ担当。
廣松理圭(以下、廣松):天悶部の常識人ポジションだが、猫が関わるとボケキャラになる。
大庭蓮實(以下、副部長):天悶部のまとめ役。響子を押さえつけられる唯一の人材。
伊勢田結花(以下、伊勢田):生徒会長。副部長の親友だったが、現在は距離をおいて冷たくあたっている。
野矢一樹(以下:野矢):天悶部の新入部員。海老栖川高校に転校してきた一年生。

★何故彼女たちは出会ったのか

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 ここから第一話の感想・解説。
 第一話はキャラクター紹介を特にせず、既に関係が出来上がっている天悶部へ野矢が入部を希望した事に始まる騒動を描いている。騒動自体に特に意味は無いように見えるが、響子の頑なな姿勢に「何故そこまでして野矢の入部を拒んだのか」という謎が視聴者に与えられる。この第一話での態度の理由が正しく分かるのは8話以降なので、都度振り返って解説する。
 視聴者の立ち位置はほぼ野矢と変わらない。果たして天悶部とは何であるのか。響子は何を考えているのか。副部長と伊勢田の間に何があったのか。金森は、廣松は何故天悶部にいるのか。1話だけでは基本的に理解しがたい、受け入れがたいものである。
 心情的には寧ろ伊勢田生徒会長に近いのかもしれない。こんな訳の分からない部活など無くなってしまえばいい、と。しかし先述したように人と人との出会いには理由がある。何故彼女たちがこうして天悶部として活動しているのか、二話以降はそれを観ていくことになる。

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余談:入部試験の最後に響子が放った金平糖は睡眠薬かつ抑止薬のサンプルでもあった、という解釈が出来る。第一話で副部長が天悶部部室への入室前にお香について触れており、野矢が着替える間かそれ以前から抵抗用のお香の実験を行なっていた節はある。
 つまり響子の入部試験とは、金平糖・お香の効果が野矢本人にも及ぶかどうか、ひいては自作の抑止薬の効果を見る為の実験だったのだろう。効果がなかった場合は入部どころではなくなるし、効果があった場合は無害化する事に成功出来たわけだし、入部しようとしまいと現状問題ないということになる。
 以上から考えると響子の「楽しいから」という発言の真意は、実験をそれとなく遂行するためにはいつも通り事情説明無しに騒動を引き起こす必要があったという意味に捉えることができる。
 この推論の正誤はともあれ、そういう風に考えて見ると第一話もまた一味違った面白さで観ることが出来る…かもしれない。


☆★☆★☆次回、「泣き虫はかたの華麗なる変身」★☆★☆★

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「うわーっはっはっはっ!シャカの目が開いたぞ!!」(金森羽片)

 始まりました、えびてん感想10話マラソン。四国八十八箇所巡りのような負担を感じるのですが、どうしてもやらないと気が済まなくなったのでやります。2月までに終わらせられるといいですね(遠い目)。

 次回は響子が言っていた「欲しいものがあるんだ」という台詞を掘り下げられたらいいと思います。金森に関しては特に言及はないと思います。ではまた。



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