コードギアスSTAGE23 『せめて哀しみとともに』

ヤツはやってきた。我々の永き戦いはこの日の為に続けられてきたのだ。
(以下…全力でネタバレ)

いくら扇がヴィレッタを独占しようとヴィレッタに危機が迫ろうとも
ゼロが破竹の勢いで進撃してもエリア11の崩壊は為らない!!

なぜなら、遂にオレンジがその永い眠りから醒めたからだッ!!!


<今週のあらすじ>
ユーフェミアの提唱したブリタニア人と日本人が平等に暮らせる世界、行政特区「日本」。
その設立はユーフェミア自身によって破られた。

日本人を殺せ。

 設立記念式典会場は虐殺の場と化した。その場にいた日本人の命が奪われ、ブリタニア軍による殺戮は会場の外まで及ぼうとしていた。
 この一連の事態の中で、ルルーシュは黒の騎士団総員に会場の内外にいる日本人の救出とブリタニア軍の殲滅、虐殺の発令者であるユーフェミアの抹殺を命じる。

会場の周囲で待機していた黒の騎士団のナイトメアが颯爽と会場へと向かう。攻勢をかける彼らに次々とブリタニア軍が圧倒されてゆき、その姿を見たイレヴンの群集は歓声を上げる。

事態の成行きに納得出来ないスザクはランスロットを駆り、上空からユーフェミアを捜していた。
彼女の姿は未だ見えず、ただ焦りばかりが募っていた。

混戦の中でより多くのナイトメアを屠リ続ける紅蓮・弐式は、逃げ惑う日本人に発砲する一機のサザーランドを破壊しようとしていた。己の望む行為を阻まれた搭乗者は名乗りをあげる。
 サザーランドに乗っていたのはユーフェミアであった。
破壊しようと構える紅蓮を制し、上空から降下してきたガウェインがサザーランドを行動不能にする。指示を仰ぐカレンに、ルルーシュはもう手遅れだと語る。

なおも銃を持って戦闘を継続しようとするユーフェミアの前にルルーシュが立つ。日本人でない彼にユーフェミアは銃を降ろし、かつて彼女が持っていた夢を共に叶えようと語りかける。

共に叶えようと一旦は誓い合った夢。しかしそれが現実になることはもう無い。

ルルーシュは彼女に銃を向け、発砲した。

茫洋としていく意識の中でユーフェミアは彼に理由を問い続ける。永遠に見つからない答えを。倒れゆく彼女をルルーシュは見つめていた。
おそらく初恋だった彼女との、別離。自分を許容してくれたものとの、別離。

その喪失の瞬間を、スザクは上空から見ていた。

我を失いランスロットを急降下させるスザク。激情が全てを翻弄してゆく。
彼はハドロン砲の連射によるガウェインの妨害をかわし地に臥せたユーフェミアを抱え上げた。続いて攻撃をかける紅蓮・弐式に己の拳を砕けるまで叩きつけ、そのまま飛び立つ。

スザクは必死の形相で、血で塗れながら抱上げている最愛の人を死なせない為に、上空に待機していたアヴァロンに駆け込んでゆく。

東京租界より富士の会場へ向かうコーネリアにギルフォードから通信が入る。
アヴァロンからもたらされた緊急入電の内容は、黒の騎士団が富士を制圧し迎撃体制を整えている事、そして担ぎ込まれたユーフェミアの容態であった。

制圧した富士で、ルルーシュは桐原、皇らキョウト六家と合流する。其処で彼はキョウトを黒の騎士団の配下にする事を明言する。
情勢は変化した。今やキョウト六家の生き残る道はそれしか無くなったのだ。


アヴァロン艦内の集中治療室。
手は全て尽くされた。
それでも、ユーフェミアに残された時間は殆ど無かった。

スザクはユーフェミアに事の発端を尋ねるも、彼女はその時の記憶を失っていた。しかし、彼女の瞳がギアスの怪しい輝きを帯びてゆく。
 日本人を殺せ…。自分の信念に反するその命令を強い意志が打ち消した。
平常に戻ったユーフェミアはスザクに行政特区「日本」の行方を問う。彼女は死に瀕したこの時も日本人の事を案じていた。

 行政特区「日本」設立記念会場では、ルルーシュが日本人の歓声をもって迎えられていた。今すべての人々は彼を崇拝していた。演説の中で、今回の虐殺で行われた非道な行いを糾弾する。

ユーフェミアは日本人の安息を望んだ。

演説に呼応するように次々とユーフェミアの非道な行いを責め、怒号が上がってゆく。そう、彼女は偽善の象徴。国家という体裁を取り繕った人殺しとなったのだ。

ユーフェミアは、平和な世界を創りたかった。

もう、彼女が日本人に赦される事は無い。この虐殺が引き金となり、日本人によるブリタニアへの総反攻が行われるだろう。

現実を知らない彼女に、スザクは行政特区「日本」は成功したと騙る。それを聞き、ユーフェミアは安堵した。

ルルーシュによる演説はいよいよ沸点を迎えようとしていた。ブリタニアからの独立を宣言した彼は更に演説を続ける。かつての日本を復活させるのではなく、あらゆる人種・歴史・主義を受け入れる広さと強者が弱者を享受を持つ国家をここに創り上げるのだと。

その名は、合衆国「日本」。

この瞬間、大衆は熱狂は頂点に達し、耳をつんざく様な歓声が場を包んだ。

ぼやけた視界でユーフェミアが伸ばした細い手をスザクが握り返す。彼は、今わの際にあっても彼女に生き続けるよう諭していた。それなのに、溢れる涙が止まらない。

自分の分まで幸せになるように声をかけるユーフェミアに、かける言葉が見つからない。


あなたと出逢えて、幸せだった。


この日、ユーフェミア・リ・ブリタニアは亡くなった。
彼女の魂が昇っていった空の下では、新国家の建国に日本人が喜びに沸いていた。
叫ばれるのは日本人という名を取り戻してくれた救世主の名。だが、それはユーフェミアではない。

コーネリアが彼女の死に目に逢うことは叶わなかった。



東京租界への進撃準備を進めるルルーシュ。C.C.は彼にギアスの制御が出来なくなった事以外に異常が無いか尋ねる。異変はなかったが、ただユフィにギアスがかかった時の反応が彼の心に残っていた。
 ギアスがかかった時、彼女はその命令に逆らおうとした。ギアスが弱くなったのではない。
きっと、その命令がユフィにとってとても許せないことであったからなのだ。
 振り返る事は出来ようとも戻る事の出来ない過去に震えるルルーシュを、そっとC.C.は抱きしめた。


 報道規制が行われたとはいえ、ネットでの対応に後手に回ったブリタニアは日本各地でわずか数時間のうちに続発している蜂起への対応と、その主力である黒の騎士団による東京租界への進撃に追われていた。彼らの勢力は各地の名誉ブリタニア人も加え数万を超えていた。
 各ブロックからの支援が望めないこの状況下であっても、東京租界の指揮系統は未だ停止したままであった。
 コーネリアは攻撃中止命令を出した後ユーフェミアの自室に籠もり喪失感に打ちひしがれており、ダールトンも行方の判らないままである。ギルフォードはただ参謀部からの批判に耐えるしかなかった。

 東京租界へと向かう黒の騎士団。その途上で、一人誰かと語り合うC.C.。会話の中で彼女は寂しげにマリアンヌ…ルルーシュの母の名を呼んだ。

 避けようのない戦いを前にアシュフォード学園生徒会のメンバーもそれぞれ違う思いを抱く。
戦線は、銃後であった筈の彼らの下へと迫ってきているのだ。

 アヴァロンの艦上で、最愛にして最大の指針であったユーフェミアを喪ったスザクは自分の進む道を見失いかけていた。彼女の遺体の前で哀しみにくれる彼の背後に立つ少年。

少年は、名をV.V.と名乗った。


進撃の勢いは留まる所を知らず、黒の騎士団はいよいよ東京租界の鼻先まで近付いていた。ブリタニア本国からの救援も間に合わず、エリア11司令部がいよいよ希望を捨て去ろうとした時、妹を喪った悲しみから立ち上がったコーネリアが復帰する。黒の騎士団の壊滅は、ルルーシュを斃さないと為されない。東京租界の制圧に向かうルルーシュも、同様にコーネリアを抑えなければそれは達成できないと感じていた。

 ブリタニア本国に実験適合素体の輸送を急ぐバトレー。しかし異常が発生し、カプセルが破裂する。溢れ出す培養液の中から立ち上がったのはあのジェレミア・ゴッドバルトだった。

 東京租界の防衛線に到達した黒の騎士団。ルルーシュは午前零時までに投降するよう呼びかけるが、コーネリアは城塞都市でもあるこの地で徹底防戦を計るつもりであった。

 事実上の最後通告を終えたルルーシュにC.C.が語る。この戦いが始まれば、日本だけではない…世界全体が戦いに染まると。
それを聞いても決意に揺るぎはないルルーシュに連絡が入る。 ユーフェミアの名を騙って届けられたその通信の張本人はスザクだった。

 ルールに従って戦わなければそれは唯の人殺しだと感じていたスザクに生まれた、殺したいほど憎い相手。今、彼は憎しみに支配され"人を殺す為"に戦おうとしていた。犠牲になったユーフェミアの遺体。その胸元には、スザクが長年持ち続けていた懐中時計が添えられていた。
 最愛の人の為に戦場へと向かうスザクを肯定するルルーシュ。彼もまた、スザクに自分の歩んできた道を引き返すつもりは無いと告げる。ナナリーの為に。

それは、事実上の宣戦布告だった。

少なからず感謝を述べるスザクに、ルルーシュは自分たちは友達だと告げ、電話を切る。


これで、自分を繋ぐ者の全ては喪われた。


午前零時。
東京租界のブリタニア軍側の地盤が崩れ落ちてゆく。瞬く間に崩壊してゆく防衛ライン。戦車は瓦礫に飲み込まれ散ってゆき、戦闘ヘリは沈んでゆくビル群にぶつかり墜落してゆく。

憎しみを晴らす為に、既に血で汚れた自分の元に向かってくるのなら歓迎してやる。
自分たちは、友達だから。

崩壊の轟音の中でルルーシュの狂った笑い声が響いてゆく。


自分はずっと望んでいたのかもしれない…あらゆる破壊と喪失を。

そう、創造の前には破壊が必要だ。

そのために心が邪魔になるのなら、消し去ってしまえばいい。

俺はもう進むしかない。


だから…



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これで一区切りという事で。

いやー…。
オレンジが復活してもエリア11の崩落の阻止は駄目かもしれん。
だってあれだけ耐震偽装してたらムリだろ、実際。


⊿復活の橙のぽぺっ
 遂 に こ の と き が 来 ま し た
皆さんが二ヶ月近く餓えに餓え、耐えに耐えて、やっとオレンジ卿が登場しましたよ!

さぁその第一声は!?
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「おはようございました」

2期ではきっと大活躍の予感だ!!

⊿千種って・・・誰?
黒の騎士団副指令に襲い掛かる不幸。せっかく寝取った筈のヴィレッタが同胞である筈のイレヴンたちの手に!!
ざまあみろ扇さん!西洋人形であるヴィレッタさんに和名なんか付けるから!!ああでもヤバいヴィレッターァッ!!!
オレンジ・改「ヴィレッタ…?ヌウ、思い出せませんね」

⊿歪み。
最愛の人を喪ったニーナですが。
哀しむ顔が憎しみに歪んでなんかエラい事になってる。

(以下エゲツない画像が一点)
画像


作ってるナイトメアは凄い重装甲みたいなんですけど。
…ああ、早死にしそうだな。試運転自分でやって失敗して。

⊿せめて哀しみと共に。
 まぁ初恋の人を撃ったルルーシュとそれを憎むスザクとの全面対決が始まる訳ですけど。
当初予想してたよりハードな展開じゃなくてちょっとガッカリした。
 でも手を汚しまくったルルーシュを斃す為に地獄に進んでいくスザクってのを演出していくのかと考えれば判った展開なのかもしれませんね。
ルルとユフィの立場の逆転が前半では一番の目玉だと思います。何かがめくれていくみたいにその内側は凄い虚ろなんですよね。
真に望んでた結果は其処にはないから。

でも生まれた結果は現実としてあるのでそこで上手くやり繰りしていかなくてはならない訳です。泥の上に泥を重ねて何とかして乾かそうという事ですね。

世界中の皆そろって地獄へ進撃です。

オレンジ・・・。

君がオレンジ畑を耕すのは何時になるのかな・・・?

次回の放送は夏頃との事で。
オレンジの為の放送枠ちゃんと取っとけよプロデューサー。
いやほんと汚名挽回しなくていいですからね。勘弁してくださいよ。

ではALI PROJECTで『鎮魂頌』を聴きながらお別れです。
次回まで全力で待機するんだ!!!!!!!

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