総てはオレンジの為に

アクセスカウンタ

zoom RSS 『漫画をまくる冒険』感想…か?

<<   作成日時 : 2008/05/30 13:24   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 あー、もう結構前に読み流してはいたんですけど纏めるのがややこくてそのまま流しっ放しにしてました。今日は気が向いてるので書いちゃいたいと思います。書いてたら色んな大見得切ったんで一遍沈んできます。記事の後半部分は感想とは大幅にずれていますので?とか!?とか殺意を抱いちゃった方はそのままお帰りください。




 ここ最近、昔買った『サイボーグ009』の単行本を読み返したりしてたんですけど、やっぱりヨミ編はあれですよね。ものっそい燃えますよね。後半の展開がとてつもない。スカールの「ふっふっふ・・・いくぜ009」のコマなんかアレだけで何度鳥肌が立てるかわからないですよ。
 原作だとスカールの声は若本さんでは再生できないんですよね。屋良さん?…違うかな。




『漫画をめくる冒険』
画像


 前半は漫画の読み方というか解体していくとこんな感じで描いてるんだよー読めるんだよーというトコで、後半はそこを土台に数点の漫画を列挙しそこに隠されたものを読み解いていく……みたいな内容。うん、違うかもしれないから実際に本買って読んで下さい。うん、プレ版みたいなのはサイトの方にあったと思いますけど。

 全体的に見ると、あんまり気にせず読んでいける漫画に付加されているモノというのが非常にわかりやすく説明されており、いい本だと思いました。視点という意味で考えれば、広告とかチラシとかそっちの方にも接点がつながりそうだよなぁとか思ったりも。(鳥山センセの漫画がわかりやすいのは昔そういう経験をしてたからなんじゃないのかなーとか勝手に思い込んだりしてる)

 スクランに隠されていた構造に関しても、言われなければ全くわからないものであって、目から鱗どころのものではありませんでした。
 冷めた見方をすると、多分作者は週刊連載にありがちな引き伸ばしを見越した上で(や、最初の頃は日付を忘れないようにしっかりカウントダウンを入れてたから、人気が出だしたあたりで方策を考えたのかもしれない)、ああいった構成にしたのかなーとも思ったりします。でも、そういう点から見てもスクランの作者は高い構成力を持ってたんだなーと考えれますよね。何処かに見習ってほしい。
 ※長期連載化したことで変化したもので顕著なのは♭パートの主題が八雲の人に対しての怯えを取り除く(軽減する)コトから拡大して、メインではスポットの当たらないキャラクターのコミュニケーションを描いていくといった風に移行していった点でしょうか。


 …うん、完結したらもうちょっとちゃんとした感想書こう。脇道にそれた。 


 以下に描くのはそんな本を読んで燃えちゃった人間の訳のわからない戯言です。「お前話聞いてねぇだろ」みたいなツッコミは滅多に使わないような拡張子でお送りください。


 もやっとした部分というか、自分の中では巻き上がった感情がページの外側で生じているわけで。其処を書きたいと思います。…弱冠求めているものが場違いであったり言う権利があるのかーみたいな感も出ますけど、抑えてたら何にもならないので。

 この『漫画をめくる冒険』には(まだ上巻ですけど)、漫画に関して基本的な部分とその基本的な部分をしっかり伸ばしている作品しか出てこない。ゆえに何か物足りないです。漫画に関しての一般的な部分にしか触れられてないというか。あとがきとかでもまだまだこれから〜みたいなお話をされてたんですけど、その通りでこれで勝ったと思うなよーみたいなのが湧き上がりまして。
 ざっと書くと、アニメのシーンを切り貼りして作るフィルムコミックってありますよね。あれは漫画と言えますか?、みたいな。漫画の視点の部分を考えて構成したとしてもそれはただ単に映画とかそこら辺のカメラワークを漫画に移行しただけのものじゃないんですか?、みたいな。

 漫画ってそこで終わりませんよね、終わっちゃいけませんよねって話。

 枠の中にきっちり納まっている漫画ってベタになるんですよね。構成もコマ割りも。勿論そこを巧くやりくりするのは当然なんだけど、そればっかりだと意外性が微妙に足りないような気がしてしょうがない。あとなんかコマの中でキャラが動くようなリアルさが足りない。
 「普通人間って焦る時にそうそう汗かいてませんよね」みたいな分があったと思うんですけど、そこは何か違うんですよね。こういう状況があってどうにもならないどうしたらいいのかわからない…そういった部分が滲み出たのがキャラクターに描かれる汗でないといけないのではないかと。

 漫画の中にリアリティを求めればキャラクターに対して理解できない部分があるとかが生じるかもしれませんけど、いったん戻って考えてみるとそもそも漫画にリアリティを求める必要があるのかという部分に疑問を生じさせなければならないわけです。もちろん、読者とのズレを最小限なくす為の努力は必要ですけど、『それが当たり前の世界』という点を理解させれば何をしても問題は生じない筈です。

 『漫画を描く』という事でやらなければならないのは読者を以下にその頁に惹きつけるのかということです。ストーリー?構成?そういうのではなく、視点が何処にあるのかとかそういった思考を一切ぶっとばして読み進められるような原稿をあげられるのかといった、その点に集約するのではないでしょうか。

 その為には、既存のコマ割りばっかりに頼ってはいけないのです。其処で生じるのは結局どういったカットを入れるのかの試行錯誤でしかなくて、漫画の創造といった部分ではあり得ないのだと思います。だから、漫画を描く際には漫画の枠線を飛び越えるようなメタ的な要素も考慮に入れつつ描いていかないといけないのだと、そういうことを考えたりしています。

 なんか、そういうのを見たかったのに尻すぼみな漫画が幾つもあるのでどうにかなんないかなぁとか思ったりもします。

 ワンピースもアレだし。

 ナルトは4週でバトルは終わらせないといけないといった鉄則を守らないし。

 ブリーチは序盤のキャラいじりかつハイテンポな展開が受けてたのに馬鹿みたいな引き伸ばしでオサレ(笑)になってしまうし。つーか過去編が面白いのって明らかに引き伸ばす気がない(それ自体が連載引き伸ばしの策だから)せいだよね。


 週刊連載どうかしてんじゃねぇのかと思います。





 …何の話でしたっけ?










 ……漫画は週刊連載がすべてじゃないのはわかってるけどさ。青年誌とかもあんまり挑戦者精神に溢れた漫画が足りないような気がする。絵の表現もそうだけどさ、もっと独特なものがないと漫画の衰退って言われてもしょうがない所までいくんじゃないかなぁ。
 今多くある漫画が突き詰めてるところは発想やストーリー、作品の構成であって、決してそれを表現する手法ではないと思うんですよね。当然のことながらそれを模倣してたら其処にしか留まる事が出来ない訳で、それは何か避けないといけないんじゃないかなぁと思ったりします。だって、ネタが尽きたらそこで終わりってのは今までの経験でわかるでしょう?

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『漫画をまくる冒険』感想…か? 総てはオレンジの為に/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる